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ドラフトワイン・システム 樽生ワイン直売所®︎です。
8月もあっという間に後半になりました。
2024年のお盆はバカンス気分どころではなかったかもしれませんね。
今も大変な状況の方々へは心よりお見舞い申し上げます。
今年も残暑は長く残りそうですが、
田んぼの稲の膨らみをはっきりと感じたり
季節が過ぎていくのを所々実感しています。
さて、ここ数年この時期に皆様へお伝えしているのが、
秋のお楽しみ「樽生ヌーボー」に関する現地リポート。
今年も、パリオリンピックがまだ始まる前に、
夏の始まる前までの様子をお届けいただいておりましたので、
簡単にご紹介できればと思います。
2023年冬〜2024年春
現地では昨年から年明けの冬は非常に穏やかな冬を過ごすことができました。
2月頃からボジョレーとマコン地域で雨が多くなり、
ブドウ畑での作業に支障が出るほどの激しい雨が頻繁に見られるようになりました。
また、6月には雹のため、スポット的に大きな被害に見舞われた日もありました。
結果として、3−6月の雨量は平年の2倍となり、
前半半年間の雨量は、平年の+65%となりました。
その為、日照不足となっておりますが、
ベト病やうどんこ病などの病気からぶどうを守ることには
しっかり対処できており、
ぶどう畑は歯がしっかりと緑色で美しく生命力に満ちた状態を維持できています。
その分、地中の水分量が十分に満たされている状態です。
2024年夏
(レポート時点はまだ7月に入ったばかりのため)
これからの夏に期待することは日照不足解消、太陽の光と気温の上昇です。
8月、9月にかけてしっかり日差しが降り注ぎ、暑くなることを心待ちにしています。
いかがでしょう、やはり自然の産物、
全てが順調に収穫できる訳はありませんね。
でも悲観する必要はありません。
最終的に品質を左右するのは8、9月であり、
現地も非常に楽観的に見ています。
そして、これまでの問題を克服するために
現地ではたゆみない努力が払われ
実際にうまく対処できているとのことで、
期待できますね!
パリオリンピックでは、
暑い夏に熱い熱戦が繰り広げられたように
収穫時期にはきっと暑いリポートが届くことでしょう。
それでは、今年の樽生ヌーボーも
皆さまどうぞお楽しみに!